池の薬師水牢の跡 町指定史跡(東吾妻町)

池の薬師堂

薬師堂の山端の軟石を掘った古池跡が、真田伊賀守による苛政(かせい=厳しすぎる政治)を物語る「水牢」の跡と伝えられています。水牢は、6間(約11.8m)四方を掘り下げ深さ2尺(約60cm)ほどの水をため、周囲に堀をめぐらし木戸を立てた牢屋。

当時の沼田藩主の重税は苛烈を極め旧暦12月の年貢上納に際して、刑罰として年貢未納の農家の妻子を4、5人づつ縄で縛って水牢に投獄し、寒中の水の中に立たせたと伝えられています。

池の薬師水牢の跡(東吾妻町指定史跡)

池の薬師水牢の跡 水牢は、天和元年(1681年)8月11日の山崩れにより埋没しましたが、その一部が現在も姿を残しています。
※下の写真は池の薬師全景

池の薬師全景

観光地・施設情報

所在地群馬県吾妻郡東吾妻町新巻1083
お問合せ先東吾妻町教育委員会 教育課
電話番号0279-59-3017
料金なし
時間常時
定休日なし
駐車場池の薬師前に駐車スペースあり
トイレ
自販機
売店
その他
池の薬師水牢の跡

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