波志江権現山の磨崖種子 市指定重要文化財(伊勢崎市)

波志江権現山の磨崖種子

波志江権現山の磨崖種子は、もと権現山の頂上に露出していた安山岩の大石に種子(梵字)、蓮座を刻んだものです。 表面の種子は多聞天(毘沙門天)を表し、彫り方の特徴から南北朝時代初期(14世紀中頃)と推察されています。

多聞天は北方の守護神であることから、四天王として、持国天(東)、広目天(西)、増長天(南)とともに表現されるのが一般的で、多聞天のみ単独で表現されている点は非常に珍しい例といえます(伊勢崎市教育委員会資料表現)。

この波志江権現山の磨崖種子は山頂の開発に伴い、昭和58年に中腹の青少年育成センター内に移転されました。

観光地・施設情報

所在地群馬県伊勢崎市波志江町2237-6 (青少年育成センター内)
お問合せ先伊勢崎市教育部 文化財保護課
電話番号0270-63-3636
料金なし
時間常時
定休日なし
駐車場隣接のグリーンパーク駐車場利用
トイレ
自販機
売店
その他
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