菅原神社 市指定重要文化財(富岡市)

菅原神社拝殿

菅原神社は、天暦4年(950年)の創建と伝えられ、菅原道真公を祭神とし、神像は、道真が25歳の時に自ら彫ったとされています。

現存する菅原神社の本殿は、寛政8年(1796年)に落雷で焼失したものを、その後領主松平氏が再建したといわれています。本殿の建築構造は、三間社の形式で、屋根は身舎に千鳥破風、向拝軒唐破風が付き、屋根はもともと茅葺(現在は銅板葺)であったといわれています。千鳥破風には鬼面の彫刻が付き、他に類例がないとされ、鬼面彫刻の背面には延享4年(1747年)の銘があることから、焼失前の鬼面を再利用したと考えられています。外部の板壁に彫られた彫刻は妙義神社本殿の影響を受けているとされ、彫刻や細工など江戸中期の建築様式を残すとして、富岡市の重要文化財に指定されています。境内には富岡市指定天然記念物のヒノキもあります。

富岡市指定重要文化財の菅原神社本殿

富岡市指定重要文化財「菅原神社本殿」

菅原神社の神楽殿(舞殿)

神楽殿(舞殿)

菅原神社の参道

菅原神社の参道

参道の石段

参道の石段

観光地・施設情報

所在地群馬県富岡市妙義町菅原1423
お問合せ先富岡市役所 文化財保護課
電話番号0274-62-1511
料金なし
時間常時
定休日常時
駐車場なし(神社参道入口に1台駐車可)
トイレあり
自販機
売店
その他※石段の上り下りが必要です。

この記事が登録されたカテゴリ

カテゴリー: 富岡市, 文化財・旧跡・史跡・天然記念物, 碓氷・妙義・安中・富岡・藤岡, 見る・遊ぶ   タグ: ,   この投稿のパーマリンク

コメントは受け付けていません。