田山花袋旧居跡 市指定史跡(館林市)

田山花袋旧居跡

田山花袋旧居跡(館林市指定史跡)は、日本自然主義文学を代表する作家 田山花袋(たやまかたい)が、明治12年(1879年)~明治19年(1886年)7月まで、およそ7年間の少年時代を過ごした家のあった所です。 田山花袋は、明治4年(1871年)12月13日、旧秋元藩士 田山鋿十郎の次男として城沼北岸の外伴木(現在の尾曳町)に生まれました。

田山家は、明治9年(1876年)、維新の混迷の中で警視庁邏卒(らそつ=巡査)に職を得た父を頼って上京、明治10年(1877年)西南の役で父が戦死しため館林に帰郷しこの旧居に移った。その後明治19年(1886年)花袋一家は、親戚にこの家を売却し上京した。

上京後の花袋は次第に文学を志すようになり、明治24年(1891年)小説家として自立すると、明治40年(1907年)の小説「蒲団」で一躍自然主義文学の代表的な作家となった。

田山花袋旧居は木造茅葺平家建で、面積74.25平方メートルに合わせて5つの部屋をもつ明治維新前の武家屋敷の一つで、花袋は玄関東側四畳の間でよく読書をしたと伝えられています。

田山花袋旧居は永久保存と活用のため館林市第二資料館に移築され、旧居を売却した際の「建家売渡証」は、田山花袋記念文学館に保管されています。(館林市教育委員会資料より)

観光地・施設情報

所在地群馬県館林市城町678-2
お問合せ先館林市教育委員会 文化振興課文化財係
電話番号0276-74-4111
料金なし
時間常時
定休日常時
駐車場なし
トイレ
自販機
売店
その他
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