石倉城跡 町指定史跡(みなかみ町)

石倉城跡(みなかみ町)

石倉城は、文明10年(1478年)に平井城(藤岡市)にあった関東管領上杉顕定(あきさだ)が故郷の越後との中継地として清水街道沿いに築いたと云われています。

石倉城は利根川に面し細長く突き出した台地にあり、両側を沢で区画された単郭式山城格の崖端城で150メートル×50メートルの本郭、堀きり、土居が残っています(やぶや木々で確認できない場合も)。

永正4年(1507年)、上杉顕定の弟で越後守護の上杉房能(ふさよし)と守護代 長尾為景との抗争で房能が敗死すると、永正6年(1509年)、顕定は子憲房(顕定の養子)とともに、白井、沼田を落し越後を攻め、長尾為景を越中へ追放しました。その後、永正7年(1510年)の長森原の戦いで高梨政盛に敗北した顕定は自刃し、石倉城も廃城となりました。石倉城の東南にあった石倉館はのちに石倉三河の居館でもありました。

観光地・施設情報

所在地群馬県利根郡みなかみ町石倉
お問合せ先みなかみ町役場 教育委員会
電話番号0278-62-2275
料金なし
時間常時、ただし近隣住民のご迷惑にならない明るい時間帯など
定休日なし
駐車場なし、国道291号線を石倉城跡看板から南東へ150m進むと駐車可能なスペースあり
トイレ
自販機
売店
その他

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